稚内珪藻土の細孔分布


図1 稚内層珪質頁岩の細孔分布


図2 稚内層珪質頁岩の水蒸気吸着等温線


図3 稚内層珪質頁岩の自律的調湿作用


  左の図1は、窒素吸着法で求めた2〜50nm(ナノメーター:100万分の1ミリメーター)の細孔直径に対する細孔容積の分布(DFT法)を示したものです。稚内珪藻土は直径4〜12nm付近の微細孔を多く有していることが分かります。
  また稚内珪藻土のBET比表面積は100〜150m2/g程度です。天然原石の粉砕物のため、個体差がありますが、弊社では平均して120m2/g程度のものを出荷・販売しています。さらに、品質管理のため定期的に北海道大学にて各種分析を行っています。
  なお、この細孔分布図における稚内珪藻土のBET比表面積は149m2/gであり、平均細孔径は9.42nmです。

  図2は稚内珪藻土の水蒸気の吸着等温線を示しています。横軸が相対湿度であり、縦軸は水分の吸着量です。この図から分かることは、湿度が高いとき、特に60〜70%以上に湿度が高くなると、たくさんの水蒸気を吸着できることができ、相対湿度90%で最大250mg/g程度の水蒸気を吸収することが出来ます。

  稚内珪藻土の調湿作用とは、この相対湿度変化、とくに70%以上の高湿度条件で、急激に水蒸気吸着量が増えることに起因しています。例えば、図3のように高湿度になると水蒸気を稚内珪藻土の中に多量に吸着し、湿度が低い環境では、稚内珪藻土内に吸着している水蒸気が放湿されます。

    (採石現場、粉砕工場の様子はこちらをクリック)

稚内珪藻土について

その他の情報

このページのトップへ